面倒な山芋のすりおろし・とろろ作りが一気に時短



面倒なすりおろし

 

 

さて、とろろは健康にもいいということですが、すりおろすのはやはり結構面倒です。本来のおろし方のコツというものがあります。

 

 

まずはすり下ろす前に酢水に浸けておくことで、これでぬめりが減ってすりおろしやすくなります。また、手で持つ部分は残して皮をむき、最後の方はキッチンペーパーで巻いてすりおろすということ。使うおろし金は金属製ではなく、プラスチック製にします。これは酸化しておろし金が茶色く変色するのを防ぐためです。陶器のすり鉢でゆっくりすりおろすことが一番良いとされています。

 

 

と、このような方法が昔から伝えられていますが、この方法では、手で持つ最後のところまでしっかりすりおろせないために無駄になる部分も多く、また、酢水につけても完全にぬめりを消すことはできません。すり鉢でおろす方法も古からよく使われているのですが、ますが、とにかく時間がかかる点が難点です。皮膚が弱いなど人は、手がかゆくなってしまうこともあり、辛いものです。

 

 

しかしながら、フードプロセッサ、ミキサー、ハンドミキサーを使用すると、なめらかさに欠け、山芋の粘りが原因となって機器自体が損傷する恐れもあるのです。ということで、次項からは面倒なとろろ作りをできるだけ手間をかけずに行う方法に入っていきます。